:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 18:30:40.55 ID:Y3GR8ayF0
友奈「えー、ちょっとだけだから! 少しだけでいいから!」

東郷「……だめ、です」

友奈「うー、どうしてもだめ?」

東郷「……」コクッ

友奈「ほんとにほんとにだめ?」

東郷「……」コクッコクッ

友奈「そっかぁ……」

東郷「……」



:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 18:35:12.34 ID:Y3GR8ayF0
友奈「ごめんね、東郷さん。嫌なお願いしちゃって……」

東郷「べ、別に嫌ってわけじゃなくて……その……」

友奈「ううん、無理しなくていいよ。ほんとにごめんね」

東郷「……ごめんなさい」

友奈「と、東郷さんが謝ることないよ! 変なお願いしたわたしが悪いんだし!」

東郷「……」

友奈「ただ、わたしってほら、大きくないから」

友奈「大きいのってどんな感じなのかなーって気になっちゃって、たはは」


11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 18:36:31.32 ID:xv1sMZzJa
友奈「今だ!隙あり!」がばっ




パーンッ!!!!!




友奈「………え?」ドサッ

東郷「俺の後ろに立つんじゃねえ」


16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 18:40:06.67 ID:Y3GR8ayF0
東郷「……それだけ?」

友奈「えっ」

東郷「ただ大きい胸に触りたかっただけなの、友奈ちゃんは」

友奈「……東郷さん?」

東郷「そう……だったら」

東郷「他の子にでも頼めば良いと思う」ガタッ

友奈「えっ、と、東郷さん!?」

東郷「……今日は用事があるから、先に帰るね」

友奈「ちょ、ちょっと待って! わたしも!」

東郷「友奈ちゃんは、ちゃんと部活……行ってね」

友奈「と、東郷さん……」


19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 18:44:57.81 ID:Y3GR8ayF0
東郷(……友奈ちゃんのばか、もう知らないっ)

ガタッ

東郷「えっ……」

ズサァ

東郷「……う、うぅ」

東郷(痛い……こんなに盛大に転んだの久しぶりかも)

東郷(……)

東郷(なんでムキになっちゃったんだろう)

東郷(別に胸くらい触らせてあげれば良かったのに……)

東郷(私の方が……馬鹿みたい)


21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 18:50:27.73 ID:Y3GR8ayF0
友奈「と、東郷さん!?」

東郷「友奈ちゃん……どうして」

友奈「い、今起こすからね!」

東郷「大丈夫、一人で平気だから……それに部活はどうしたの」

友奈「今日はお休みもらっちゃった。わたしのせいで、東郷さんに嫌な思いさせちゃったから」

東郷「ゆ、友奈ちゃんが悪いわけじゃ……」

友奈「それに東郷さんはわたしの大親友だから……ちゃんとお話したいんだ」

東郷「……」

友奈「お話させてくれないかな」

東郷「……」コクッ


22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 18:55:28.42 ID:Y3GR8ayF0
友奈「えへへ、ありがと。じゃあ起こすね」

フニッ

友奈「あれ?」

東郷「……っ」

フニッフニッ

友奈「えっと、これってもしかして……」

東郷「ゆ、友奈ちゃん?」フルフル

フニッフニッフニッ

友奈「たははは……」

東郷「友奈ちゃんのばか! ばか!!」ポカポカ


24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 19:00:34.67 ID:Y3GR8ayF0
友奈「東郷さん、ごめん、ほんとにごめんね! わ、わざとじゃないの!」

東郷「もう! 友奈ちゃんなんて知らないっ」

友奈「ごめんってばー」

東郷「……」ツーン

友奈「……」

東郷「……ふふっ」

友奈「えっ」

東郷「あはっ、あははは」

友奈「東郷さん?」


25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 19:06:13.86 ID:Y3GR8ayF0
東郷「ふふっ、なんかもう変に悩んでたこと、馬鹿らしくなっちゃった」

友奈「な、なんのこと?」

東郷「友奈ちゃんが誰の胸を触ろうと関係ないってこと」

友奈「えっ、誰かの?」

東郷「さっき言ってたよね……その、大きいのに触りたいって」

友奈「それは言ったけど……誰かのなんて言ってないよ」

東郷「えっ」

友奈「わたしは東郷さんのに触りたいって言ったんだよ」

東郷「……」


27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 19:11:41.24 ID:Y3GR8ayF0
友奈「東郷さんって、その……おっきいでしょ? それを気にしてるのも知ってるの。だから……」

友奈「いつも東郷さんが苦労してること、悩んでること、少しでも知りたくて」

東郷「……」

友奈「でも、ほら、わたしのって小さいから……東郷さんの気持ち、わかりづらくて……たはは」

東郷「……」

友奈「だから思い切ってお願いしてみたんだ」

東郷「……」

友奈「でも、ほんとにごめんね。嫌な思いさせちゃった」

東郷「……」


28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 19:16:45.59 ID:Y3GR8ayF0
友奈「はい、じゃあ、このお話おしまい! それじゃ帰ろっか!」

東郷「友奈ちゃん」

友奈「なぁに?」

東郷「今日この後、予定とかある?」

友奈「えっ、特にないけど……」

東郷「えっと……じゃあね」



東郷「私の家に来ない?」


33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 19:22:01.70 ID:Y3GR8ayF0
-東郷家 美森の部屋-


友奈(あ、あれから一言も喋らずに来ちゃったけど……)

東郷「友奈ちゃん」

友奈「は、はい!」

東郷「私の胸、今でもその……触りたいって思ってる?」

友奈「えっと、嫌じゃないの?」

東郷「他の人なら絶対に嫌……でも友奈ちゃんなら、友奈ちゃんにはわかってほしいから、私のこと」

友奈「ありがとう、東郷さん。じゃあ……わたし、触るね」

東郷「ま、待って……恥ずかしいから、その……」

友奈「……?」

東郷「う、後ろからで」


35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 19:27:16.73 ID:Y3GR8ayF0
友奈(こうやって近くで見ると……)

東郷「……」ドキドキ

友奈(東郷さんの髪、やっぱりすごくきれい……それにうなじもなんか……)

ススッ

東郷「ひゃっ!」

友奈「わっ……ご、ごめんね」

東郷「ゆ、友奈ちゃん!?」

友奈「え、えーっと、すごく綺麗だったから、うなじ……なんとなく」

東郷「えっと……触るなら触るって言ってほしかった、かな」

友奈「ごめんね。でも、言ってたら触ってもよかったの?」

東郷「……」コクッ

友奈「えへへ、ありがとう、東郷さん」


37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 19:32:30.02 ID:Y3GR8ayF0
友奈「でも先に……ちょっと近づくね」

東郷「あっ……うん」

ピタッ

東郷「えっと……あの、友奈ちゃん?」

友奈「んー?」

東郷「ちょっと密着しすぎ……じゃ?」

友奈「だめだったかな。こうやって、くっついてた方が自分に置き換えたときわかりやすいかなって」

東郷「そ、そう。だ、だめじゃないけど……」

トクントクン

東郷(友奈ちゃんの鼓動が聞こえる……)

友奈「……」

東郷(緊張してるの私だけじゃないの、かも)


39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 19:37:43.45 ID:Y3GR8ayF0
友奈「離れたほうがいい?」

東郷「ううん……そ、そのままで……」

友奈「えへへ、ありがと。じゃあ、いくね」

東郷「……」コクッ

フニッ

東郷「……」

友奈(わ、わわっ……すごい……)

友奈(ずっしり……こんなすごいのが付いてたら……肩がこるのも納得だよ)

フニッフニッ

東郷「……っ」

友奈(でも……柔らかくてきもちいいかも)

フニッフニッフニッフニッフニッ


40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 19:42:59.29 ID:Y3GR8ayF0
東郷「……ゆ、友奈……ちゃん!」

友奈「へっ……あっ、ご、ごめんね! い、痛かった?」

東郷「う、ううん、平気だけど……」

友奈「平気そうに見えないよ。もうやめる?」

東郷「だ、だめ!」

友奈「えっ……と、東郷さん?」

東郷「ま、まだこのくらいじゃ、友奈ちゃんわからないよね」

友奈「う、うん? そ、そうかも?」

東郷「だから……もっとして……いいから」

友奈「わ、わかった」

東郷「……」

友奈(東郷さん、なんか……嬉しそう?)


45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 19:53:14.40 ID:Y3GR8ayF0
東郷「ゆ、友奈ちゃん。その……やっぱり……ね」

友奈「えっ」

東郷「服越しじゃなくて……その……直で触ってもらったほうが、いろいろわかると思うの」

友奈「え、えぇ! そ、それはさすがに……」

東郷「だ、だめ?」

友奈「うっ……」

友奈(東郷さん……かわいい……)

友奈「ほんとにいいの?」

東郷「……うん」

友奈「わかったよ。じゃあ、脱がすね」

東郷「……」コクッ


50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 20:09:01.89 ID:Y3GR8ayF0
モニュモニュモニュ

友奈(東郷さん……目がとろんとしてる……もしかして……)

東郷「……っ」

友奈(気持ちいいの、かな……)

スルッ

東郷「……あっ」

友奈(わっ……擦っちゃった……)

友奈「ご、ごめんね、東郷さん」

東郷「……友奈……ちゃん」

友奈「えっ?」

東郷「今のもう一回……してほしい」


52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 20:14:33.73 ID:Y3GR8ayF0
友奈「えっと……ここ?」

東郷「そう……こうやって……ね」

友奈(わわっ……)

クニッ

東郷「んっ!」

友奈「東郷さん……その……こう?」

東郷「うん……」

友奈「わかった、じゃあ優しくするね」

クニックニッ

東郷「……っ……はっ……」

友奈「東郷さん……平気?」

東郷「……」コクッコクッ

友奈「……つらかったら言ってね」

東郷「……っ……っ!」

友奈(東郷さん、真っ赤になってる……かわいい……)


55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 20:25:23.93 ID:Y3GR8ayF0
友奈「東郷さん……きもちよく、なっちゃった?」

東郷「はぁ、はぁ……」コクッコクッ

友奈「嬉しいな……」

ギュッ

東郷「ねぇ……友奈ちゃん……」

友奈「なぁに?」

東郷「もっと……ぎゅって抱きしめてほしい」

友奈「もっと?」

東郷「……」コクッ

友奈「うん、わかった……」

ギュゥ

東郷「……えへへ」


57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 20:30:54.57 ID:Y3GR8ayF0
友奈「東郷さん……あったかい」

東郷「友奈ちゃん……私のことわかってくれた?」

友奈「うーん、ちょっとよくわからなかったかな」

東郷「そ、そう……」

友奈「だからね」

東郷「えっ」

友奈「また今度も触っていい?」

東郷「えっと、その……友奈ちゃんが触りたいなら」

友奈「ありがとうね、東郷さん」

東郷「でも……友奈ちゃんだけずるい……」

友奈「えっ」


58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 20:36:15.87 ID:Y3GR8ayF0
東郷「こっち向いて?」

友奈「う、うん」

ギュゥ

東郷「こうすれば、二人でぎゅってできる」スリスリ

友奈「東郷さん……あまえんぼさんみたい」

東郷「だめ?」

友奈「ううん全然。普段東郷さんはしゃんとしてるから。こうやって甘えてもらえるとすごく嬉しい」

東郷「友奈ちゃんにだけ、だから……」

友奈「えへへ、ほんと? 嬉しいな」ナデナデ

東郷「……幸せ」


62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 20:41:39.12 ID:Y3GR8ayF0
友奈「東郷さん、櫛、借りるね」

スッ

東郷「あっ」

友奈「東郷さんの髪、少し乱れちゃってるから」

東郷「そ、そんなの後で自分でやるから」

友奈「いいからいいから」

スッスッ

友奈「ほんとに……綺麗な髪、憧れるなぁ」

東郷「あ、ありがとう」

友奈「綺麗だよ、東郷さん」

東郷「……っ」カァァ


63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 20:46:59.75 ID:Y3GR8ayF0
友奈「東郷さん、わたしね。気づいちゃった」

東郷「友奈ちゃん?」

友奈「最初に、その……東郷さんの胸を触りたいって言ったのもね」

友奈「東郷さんの悩みを共有できたらって思ったから」

友奈「少しでも東郷さんの力になれたらって、そう思ったから」

友奈「きっかけはそうだった」

友奈「でも、さっき気づいたの。それは東郷さんが大親友だからかなって」

東郷「……」

友奈「……ううん、違う。そうじゃなかったんだって」

東郷「……」


65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 20:52:47.60 ID:Y3GR8ayF0
友奈「東郷さんはいつもわたしのこと、見てくれてた」

友奈「わたしのこと、心配してくれた。わたしのために怒ってもくれた」

東郷「そんな……私はただ……」

友奈「ううん。だからね、東郷さんはわたしの……かけがいのない、大事な人」

友奈「それに……今日はいつも以上に東郷さんのこと、綺麗に感じるの」

友奈「かわいいところもたくさん見ることができた」

東郷「……」

友奈「……今ね。わたし、すごくどきどきしてるの」

東郷「……」


66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 20:58:46.08 ID:Y3GR8ayF0
友奈「こんなどきどきはたぶん、友達にも親友にも感じないと思う」

東郷「……」

友奈「東郷さん……わたし、自分の気持ちに嘘付くのは嫌だから、はっきり言うね」

東郷「……」

友奈「わたしは、結城友奈は……」

東郷「……」

友奈「東郷さんのこと、東郷美森さんのことが……大好きです」

東郷「……っ」

友奈「……」


67 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 21:03:04.73 ID:nLi2JP190
結城友奈は勇者である


68 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 21:04:25.43 ID:Y3GR8ayF0
東郷「友奈ちゃん、私……」スッ

友奈「勇者部五箇条!」

東郷「……っ」

友奈「なせば大抵なんとかなる! ……はずだったけど」

東郷「友奈……ちゃん?」

友奈「えへへ、今の忘れて?」

東郷「……えっ」

友奈「ごめんね、気持ち悪かったよね。迷惑……だったよね」

東郷「そんな……違うの、私は……」

友奈「……たはは。あれっ……もうこんな時間、そろそろ帰らないと」

東郷「ゆ、友奈ちゃん!」


72 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 21:10:08.63 ID:Y3GR8ayF0
友奈「じゃあね、東郷さん。今日はわたしの我侭きいてくれてありがとう」

東郷「……待って」

友奈「また……明日ね」

東郷「待ってって言ってるの!!」

ダンッ

友奈「と、東郷さん?」

東郷「……友奈ちゃん、ちょっとこっちに来て」

友奈「え、えーっと」

東郷「い、い、か、ら!」

友奈「は、はい!」

東郷「もっと近くに」

友奈「うん……」


74 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 21:21:43.17 ID:Y3GR8ayF0
東郷「私ね、友奈ちゃんが居てくれなかったらたぶん、今生きてはいなかったと思う」

友奈「えっ……」

東郷「足も動かなくて、記憶も戻らなくて……もう死んでしまいって思ったときもあった」

友奈「……」

東郷「でもそんなときだった。私の目の前に友奈ちゃんが現れたの」

東郷「そして、友達になってくれるって言ってくれた」

東郷「それからは毎日が楽しかった。生きるのが……友奈ちゃんの隣に居るのが、本当に楽しかった」

友奈「……東郷さん」

東郷「だからね、友奈ちゃんには感謝してもしきれないの」

友奈「そんな……大げさだよ」


76 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 21:27:37.04 ID:Y3GR8ayF0
東郷「ううん、友奈ちゃんは私に生きる希望をくれたんだよ」

友奈「東郷さん……」

東郷「そしてね、この想いが好意に変わるのも時間がかからなかった」

東郷「いつもあなたのこと見てた。友奈ちゃんになら、私のすべてを捧げてもいいって思ってた」

友奈「……」

東郷「だから今日、友奈ちゃんが私のこと好きって言ってくれて、ほんとにほんとに嬉しくて……」

東郷「まだ信じられないの。これは夢なんじゃないかって」

友奈「夢じゃないよ」

東郷「……」


78 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 21:32:52.79 ID:Y3GR8ayF0
友奈「夢なんかじゃ決してない。わたしは東郷さんのことが好きだから」ギュッ

東郷「あっ……」

友奈「えへへ」

東郷「友奈ちゃん。ごめんね、こんな話してしまって」

友奈「ううん、東郷さんの気持ち、話してくれてありがとう」

友奈「つらかったこと、苦しかったこと、思い出させちゃってごめんね」

東郷「ううん、そんな……」

友奈「もう東郷さんにそんな思い、絶対させないから」

東郷「……友奈ちゃん」

友奈「ずっとそばに居るから。いつだって東郷さんの隣にはわたしが居るから」


82 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 21:38:23.12 ID:Y3GR8ayF0
東郷「本当?」

友奈「ほんとだよ」

東郷「ほんとうにほんとう?」

友奈「うん、約束する」

東郷「でも……私たちは……友奈ちゃんは……」

友奈「大丈夫」

東郷「……」

友奈「神樹さまがわたしたちを守ってくださるよ」

東郷「……」

友奈「それに東郷さんがわたしのこと、ここまで想ってくれてたのがわかってほんとに嬉しかった」

東郷「……」カァァ


85 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 21:50:48.60 ID:Y3GR8ayF0
友奈「……っ」

東郷「……んっ」

友奈「……」

東郷「……」

友奈「しちゃったね」

東郷「う、うん」

友奈「これが……誓いの証。信じてもらえた?」

東郷「友奈ちゃん」

友奈「なぁに?」

東郷「私もずっと……ずっとずっと……友奈ちゃんの隣に居るから」

友奈「うん、ずっと一緒だよ、東郷さん」


92 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 22:11:55.79 ID:Y3GR8ayF0
「……それじゃあ、またあしたね、東郷さん」

「うん……」

お互いの家の前で別れの挨拶を交わした後、背を向け身を翻す
そして家の中へと一歩踏み出そうとしたその時だった

くいっ

わたしの進行を妨げる、何か弱々しい力に身を引き寄せられ振り返る
そこにはわたしの制服の裾を控えめに掴んでいる東郷さんがいた

「東郷さん?」

「……」


96 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 22:17:04.00 ID:Y3GR8ayF0
わたしの問いかけに東郷さんは、裾を掴んだまま黙ってうつむいている
その表情を見て察してしまった

わたしは、すっと手を差し伸べる

「わたしの部屋、いこう?」

東郷さんは少し目を見開いてわたしの顔を覗いた後、
手を制服の裾から私の手へと移し、きゅっと握った

部屋に着くまでのわたしたちは、終始無言だった


100 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 22:28:13.90 ID:Y3GR8ayF0
どのくらい二人で抱き合っていたのだろう
先に口をひらいたのは東郷さんだった

「どうして?」

「……」

「……どうして、何も聞かないの?」

「東郷さんが言いたかったら聞くよ」

「……友奈ちゃん、ずるい」

「……」

「どうして? なんでいつも、私がしてほしいこと、わかっちゃうの……かな」


101 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 22:33:26.91 ID:Y3GR8ayF0
「……そうだね、それはたぶん」

「……」

「わたしも東郷さんのこと、ずっと見てたから、かな」

「友奈ちゃん……」

「えへへ」

東郷さんのさらさらで綺麗な髪。
指を通すと抵抗もなく、また持ち主のもとへと戻っていく。

「……友奈ちゃん」

「なぁに?」

「友奈ちゃんはいなくなったりしないよね」


102 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 22:39:09.43 ID:Y3GR8ayF0
「急にどうしたの?」

「私、怖いの……友奈ちゃんは優しいから、優しすぎるから」

「……」

「誰かのためにって、すぐ自分を犠牲にするから」

「……」

「約束して、友奈ちゃん」

東郷さんが真剣なまなざしでわたしを見つめてくる。

「自分のことを大事にするって。友奈ちゃんに万が一があったとき、残される人のこと、ちゃんと考えるって」

「当たり前だよ。だって、約束したから。東郷さんとずっと一緒に居るって」


103 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 22:44:36.34 ID:Y3GR8ayF0
「たとえばの話だけど……」

東郷さんが少しだけわたしから視線を落とした。

「じゃあ、もし私が……世界を滅ぼす災厄になったら……友奈ちゃんはどうする?」

「なに……それ。いくらたとえ話であっても、わたし怒るよ」

「ごめんなさい、友奈ちゃん。でも私も真剣だから」

そしてまた、東郷さんがわたしをまっすぐに見つめ直す。
その瞳にはうっすらと涙が溜まっていた。


104 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 22:50:43.29 ID:Y3GR8ayF0
「どっちも救う」

「えっ」

「東郷さんも救って、世界も守る。それが勇者だから」

「……そっか、やっぱり友奈ちゃんは友奈ちゃんだった」

東郷さんがくすりと笑う。

「わたしって、こう見えて欲張りだからね」

わたしもつられて笑った。


106 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 22:55:54.68 ID:Y3GR8ayF0
「友奈ちゃん、ごめんなさい」

「えっ」

「もし逆の立場だったら……私は」

東郷さんが再び、わたしの胸に飛び込んでくる。

「私は……友奈ちゃんと一緒に、世界を……ぐすっ……滅ぼしちゃうかもしれない」

「そっか……」

東郷さんの綺麗な髪をわたしは優しく優しく撫でた。

「……今日はずっと、こうしていよっか」

「うん……うんっ……」


110 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 23:13:30.49 ID:8K5T2MgF0
は?ここからだよなぁ?


111 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします :2014/11/15(土) 23:15:51.44 ID:xF7lO4Nap
告る前に生乳揉ましてんだぞ!
付き合ったらさ…ほら…な?


引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1416043840/